カフェ見晴らしのいい場所

Cafe見晴らしのいい場所のオーナーブログです(^_^)横浜市保土ヶ谷区峰岡町1-18-2細野店舗1階右

おばあちゃん

今日いらしたおばあちゃんが、家の祖母(とちょっと祖父手伝い)が手作りした毛糸のはたきを買ってくれました。年齢は家の祖母とおそらく同じくらいで、2年ほど前にこちらに引っ越してきたそうです。

かわいいと感じて買ってくれたことはもちろんうれしいのですが、お店を介して私の祖母と今日出会ったおばあちゃんにすごくすごーくゆるいつながりができたことが面白いと感じました。

 

そして最近、お店には大家さんの提案で手作りネックレスや、毛糸で編んだ小さめのバッグなども販売しています。大家さんが今まで手作りしたものだそうで、お店に置くことで楽しい、またやる気が出てきたと話していました。

それを聞いて、役割を持っていることって本当に大切なんだなって思いました。ただ生きている、何かを消費することだけでは人間はたぶん満たされなくて、誰かの役に立ちたいというのも純粋な願望だよなあ~と思います。しかもそれは自分が無理するのではなくできる範囲で、誰かが喜んでくれることをするのが重要だと思います。

 

最近『ワークシフト』(いったい何年前に買ったんだというぐらい読めていなかった)という本や、『未来の年表』(だったかな、あいまい)という本を読んでいて、確かにAIに奪われていく仕事はあるけれども、人間には役割を持ちたいという願望がたぶんあるから、仕事をする人はいなくならないだろうなって思います。仕事というか、役割というか。

 

なにはともあれ、はたきが売れてうれしかったです~

パンのCM

 

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今日は深津絵里さんが出ていたパンのCMのことを思い出していました。余計なものはいれない、ってパンだったと思います。パンの名前は忘れてしまった…。超熟でしょうか?それは朝はパン、パンパパンのほうかな?パスコかもしれない。

このCMは何種類かあって、田舎の道でサンドイッチなどの移動販売しているところに野球少年や男の子が来るパターンと、海辺の町で普通にお店をひらいていて友達が来るパターンがあります。

 

それで、思い出したきっかけは後者の友達がくるパターンのほうです。

お店をひらいた深津さんの友達のナレーションが入っていて、映像としては深津さんがその日来る友だちのためにパンを焼いていて、最後に友だちが到着(映像では出てこない)して「いらっしゃいませ」と言って笑う、なにげないCMです。

 

このCMの友だちのナレーションが今になって気になりました。「彼女は知らない街でお店を始めた」「なんで知らない街なんだろう?」って言っていたんですよね。なんかこれ、この女性の気持ちわかるかもって思いました。

 

この女性の前職はたぶん普通のOLで、飲食店でバリバリ修業して念願のオープン!ってわけじゃないとなんとなく思います。人生このままでいいのかなと漠然と思ってパンすきだしやってみようかな…っていうような、結構気軽な感じで始めたんだと思うんです。友だちもついたらまず「急にお店ひらいたって聞いたからびっくりしたよ~」とか言いそうだし。(すごい勝手な想像。)

 

それで、知らない街にしたのは今までの人生の拠点から物理的に離れることでまた新しく人生を始めるというような、そんな気持ちなんだと思います。

最後の「いらっしゃいませ」って言うところの表情ははにかみ笑顔で、今までの自分がつちかってきたものとこれからの自分が交錯するから恥ずかしいようなそんな感じなのかなと。

知っている街でやるほうがもともとのつながりで来てくれる人がいるし知らないところより安心もできるからいいけど、なんか違う自分でやりたかったんだろうな~って思いました。

 

でもこの街にしたのはなんでかなって考えたんですが、一人旅していた時に地元の漁師さんと仲良くなって、その方が持っている使っていない土地を安く借りられることになったんじゃないでしょうか!住宅付きで。それで自分でリノベーションしたのかなと。

今はたまにお魚もらったりしてるのかも。

 

つながりがあることで生きていけているということもいっぱいあるけど、新しく何かを始めるときにこれって私のキャラじゃないかもとか思う時もあるし…。この人もお店ひらくとかそういうキャラではなかったんだろうなあ。

なんかこの人と仲良くなれそうって思いました。

大学時代のバイト

なんでもいいからちゃんとブログを更新しようと思います!

何書けばいいのかわからないので、今日は大学時代のバイトのことを書きます。

なんで?!って感じですけど思いついたので。

 

バイトデビューは大学時代で、大学の近くのオリンピックというスーパーで働いていました。東京ではよく見るスーパーのイメージだったのですが、神奈川に引っ越してからはあまり見かけないですね。どこが本社の会社なんだろう。

きっかけはなにかバイト始めてみたいなと思っていたところ、レシートにバイト募集と書いてあったので応募しました。大学に入ってすぐの6月頃だったのですが、今思うと制服のかわいいところとか、同年代の友達ができるところなど、東京だしいろいろあったはずなのですがなぜか即決でオリンピックにしました。

 

お惣菜担当になり、白いメッシュのような帽子?と白い長靴、白い服でちょっと友達には勤務中会いたくないな!って感じの制服で働いていました。(とはいえ大学のすぐ近くだから友達には会いがち)さらに50代くらいの主婦の方が多かったのと、締め作業は基本的にひとりだったので友達をつくるという感じでもありませんでした。そのためその当時はバイトはひとりでもくもくとやるものと思っていましたが、のちに働く31のバイトではバイト同士が友達になっているのを見て衝撃でした。

ただ、仕事を教えてくれていた中国人の李さんという方がいて、この方は大学院を目指して日本語も勉強中だったので李さんが仕事を教えてくれて、私が日本語を教えることができたのでとても楽しかったです。李さん元気かなあ。

 

仕事もとてもおもしろかったです。20時になったら値引きのシールをはるのですが、その時間まで見向きもされなかったただのバイトの私が急に注目されます。値引きシールの力はすごいです。確かに、自分がお客さんでも注目してしまうな。

 

また、寿司の形にご飯を握ってくれるすしロボという機械でパック寿司も作っていたのですが楽しかったです。すしロボでどんどん握られるシャリを、決められた角度で箱におさめ、ネタをのっけていきます。年末年始はすごい量作るので、この時間までと決めて作りきるとすごい達成感がありました。

 

ただひとつだけいやだったのが、余ったお惣菜の廃棄でした。値引きしてもどうしても売れ残ってしまったものは、持ち帰ることも禁止されていたので捨てるしかありませんでした。お客さんが購入するものを完全に予測することは難しいし天気もあるので仕方ないのですが、作っているところから見ていて、それを捨てるのは悲しいです。

 

ちょっと話がそれますがカフェで食べ物を出さないように変更したのもそれがひとつ理由です。予測が難しいのと、売れ残って余ったものを捨てないようにはするけれども限界がある。うまく予想する努力や、余らないようにする努力、数を限定するというやり方などの工夫はあると思うのですが、やっぱり食べてもらえない可能性のあるものを作るってそもそもつらいです。料理やおやつは、誰かに向けて作るものなんだと改めて感じました。

 

次は31アイスクリームでバイトをしました。同じバイトの人とそんなに仲良くなれず、なんか居心地悪いなあと思いつつも結局大学卒業まで2年半続けました(笑)オープニングスタッフとの壁を感じたので、今後バイトするときは絶対オープニングスタッフにしよ!そして後から入った人が壁を感じないように配慮しよ!と思ったのはここがきっかけです。これから大学生になってバイトを始める子にもアドバイスしたい。普通に合わなかっただけだと思うけども。

 

働いているとさらにアイスクリームが好きになって本当によく食べてました。アイスは賞味期限がすごく長いので、捨てなくていいのでそこもすごく気に入っていました。

 

ただアイスってとけるんですよね。

一度持ち帰りでレギュラーサイズの注文をいただいてお渡しして、その方が帰った後に「これキッズサイズじゃないですか?家までちゃんとレギュラーサイズのものを届けてください」と言われてあれ?と思いながら届けて見せてもらったら、レギュラーサイズだけどとけてキッズサイズみたいになってた時がありました。ドライアイス入れたけど季節は夏で、「これはレギュラーですね…。」って言ったらめっちゃ怒られました。絶対いろんなとこ寄ってから帰ったよね、ドライアイス代ケチったからだよね、それともアイスもらうための確信犯?!ってすごい思いました。なんか今思うと笑えますけど、その時はかなりテンション下がりました。理不尽すぎたな…

 

あと思い出すのは、いつも一番大きいサイズのレモンシャーベットをワッフルコーンで頼むおじいちゃんがいたこと。フードコートで、いつもちょっととかしてから食べてました。注文以外の会話はなかったけれど、かわいいおじいちゃんでした。ある時からあまり見かけなくなってしまって、寂しかったです。

 

思い出したらいろいろあったな~ってなつかしくなりますね。

 

再開しました!そしてちょっと変更点のおしらせ

お久しぶりです!1月から突然お休みをいただき、申し訳ありません。

休んでいた間、再開を待ってるよとあたたかい言葉をたくさんいただき、本当に感謝しています。本日から再開しました。

 

再開に際して、利用の方法をちょっと変えたいなと考えています。

大きな変更点と新しく始めることをお伝えすると…

 

・今までは「カフェ」ということで飲み物代や食べ物代をお支払いいただいて利用していただいていたのですが、1時間につき300円(2時間600円、3時間900円…という形)で利用していただくように変更します。

飲み物は今まで通り販売するのですが、値下げをして250円~300円で販売し、食べ物はしばらく販売をやめようと思っています。食べ物と飲み物はゴミをお持ち帰りいただければ持ち込み可なので、飲み物の購入はご希望の場合だけで大丈夫です。

わかりやすく言うと、時間で使っていただくのでコワーキングスペースやカラオケなどの利用方法と近いかもしれません。

 ・営業時間後の時間を、貸し切りのレンタルスペースとしてご利用いただけます。3000円でご利用いただけるので、イベントや勉強会、ミーティングなどの場所を探している方に最適かと思います。また、営業時間内の利用をご希望の方もご相談いただければと思います。

 ・作品展示の場所としてもご利用いただけるようにします。カフェとして営業できるような展示の場合は10日間1万円、カフェとして営業できないような場合は10日間2万円です。(搬入搬出込み/カフェ利用チケット10枚付き)

作品作りをしている方がもっと気軽に発表できる場があったらいいなという思いから始めたいと思いました。

 ・本を一度に3冊以上お持ち込みいただいた方に50円割引チケットプレゼントします。本の紹介コメントをいただければ100円割引チケットとなります。本を介して人と人がつながったら面白いのではないかという思いと、自分で選ぶのではない・新しい本との出会い方になったらいいなと思っています。

 ・基本の営業時間を9時~17時に変更します。

 ・店長、店員として居るというよりかは「いつもここにいる人」という感じでいることにします。

 

一番大きな変更点の、1時間につき300円で利用していただくことに関して、もしかしたら今までカフェを利用していただいていた方が使いにくくなるのかな、戸惑わせてしまうかなとも感じ、迷いました。(正解かはわかりません)

ただ、8月から運営してきた中で、短い利用の方は安く、長く滞在される場合はその分料金をいただくという方がシンプルだと感じました。食べ物飲み物の持ち込みを可にして飲み物の購入は自由にしていただくことにしたのも、私の感覚としてコーヒーにお金を支払っていただくというよりは、「この場で過ごす時間」にお金を払っていただいているという感覚が強くなってきたからです。これからは「場」の心地よさのためにできることを考え実行していくつもりです。

今までご利用には安くてもコーヒー代の400円がかかっていましたが、1時間の利用で飲み物を持ち込みいただいた場合はこれまでより100円安く利用できるようになります。

 

電源やWi-Fi・本などは今まで通りありますので、趣味や仕事などの活動の場として利用していただければと思っています。

 

そして私も普通にテーブルに座っていようと思います(笑)趣味の刺し子や読書などして自由にするつもりです。自分自身が楽しんでその場にいることが大切だと感じたので、ちょっと実践してみます。

ちょっと長い文章となってしまいましたが、またよろしくお願いいたします!

なんだかよくわからないもの

最近は雨ばかりで、とても寒いですね(>_<)

きんもくせいの香りが大好きなのですが、駅からお店までの道にあるきんもくせいは雨で散ってしまっていました。季節がまた進むんだなあと感じます。ハロウィンを通り越してクリスマスのグッズも売られ始めていて、驚きます…。

 

10月1日から「こうみんかん」の第1号館としても活動を始めました。(作成中のこうみんかんのハンドブックにも写真など載るようで今からとっても楽しみです!)

公民館はなじみのあることばだと思います。今の公民館は貸館としての利用者が多いようで、もっと地域の人が気軽に集まり、学びあい、ゆるいつながりをもてる場所を全国につくるのが目的です。

企画をした3人の方との出会いは、お店にお客さんとして来ていただいたことがきっかけでした。ちょうど場所を探していたことや、タイミングや会話のきっかけがあったことなど本当に縁だなあと思います。

 

こうみんかんといっても、カフェ見晴らしのいい場所はもちろんカフェとして営業しています。カフェとこうみんかんの両立は考えるべきこともたくさんあります。

ちかくの小学校の子どもたちがわいわいしていることもあるので、静かに本を読みたい方やゆったり会話を楽しみたい方がいらしたらこの小さいお店で共存できるのか、公的なイメージのあるこうみんかんがお金をいただいてやっているお店でやっているというのは理解されるか、などなど。

こうみんかんとしての時間(子どもの時間)とカフェとしての時間を分けることも考えました。でもそれは大人の都合であり、やりたいことからそれていくようにも思い今は特に区切っていません。いらしていただいているお客様はみなあたたかく、子どもたちも大人がいるときには静かにするなど「カフェのおきて」を自主的につくり配慮してくれています。自分のお店だけれど、すべてをコントロールしようとしすぎないことは大

切なのかなあと子どもたちと接していて感じます。

 

なんだかよくわからないカフェがあってもいいとも思います。カフェ自体が私はなんだかよくわからない場所だと思っているので、なんだかよくわからないけど理由もなく集まれるようなところになったらいいなあ。

お店を始めてから、始めなかったら知ることができなかったことや出会うことができなかった人たちがたくさんいて、本当に毎日感謝しています。

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カオハメ・ザ・ワールド

今日は雨ですね。雨の日は思考が整理される気がして好きです。

最近はローゼンにクリスマスケーキのパンフレットが置いてあったり、きんもくせいの香りがしたり、冬が近づいている感じがしてきてとてもうれしいです。

 

スーパーも鍋を前面に押し出してきてますね。

 

今朝お店のポストに広報よこはまが入っていて読んでいたら、スマートイルミネーション横浜(アートとスマートテクノロジーが融合する国際アートイベント)のお知らせが載っていました。11月1日~5日までイベントをするようで、調べたところいくつかのアートプログラムをするようです。どれも魅力的なのですが、そのなかに

カオハメ・ザ・ワールドというものがありました。

 

横浜税関のかたちのパネルに顔をはめられるようになっていてそれに顔をはめると、本当の横浜税関に自分の顔が映し出されるというもののようで、フェイスブックに写真が載っているのですが、かなり興味をそそられるビジュアルです。

名前もかなりいいですよね…カオハメ・ザ・ワールド。最高です。

でも、自分がやってみるのはかなり勇気が必要です!

 

また、10月は神奈川の未病月間だそうで、行ってみたいイベントがたくさんあります。

去年は漢方のことを勉強していたので、忘れないうちに復習をして、

養生のためのお茶など考えていきたいなあーと思います。

 

 

営業時間変更のお知らせ

まことに勝手ながら、9月15日(金)から以下のように営業時間の変更をさせていただきます。

 

月・火・金・土:12時~18時

日・祝:11時~17時

定休日:毎週水・木曜日

    第2・第4日曜日

 

ラストオーダーは30分前とさせていただきます。

イベントで時間の変更があるときには随時ツイッター等でご案内させていただきます!

 

14日までは今まで通りで少しややこしくなってしまいますので、営業時間をカレンダーにしたものを作ったので参考にしていただけたらと思います。

 

よろしくお願いいたします。

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