ぼんやりと
私は大学時代、東京都の武蔵小金井駅の近くに住んでいたのですが、
大学3年の頃ピリカカフェというお店が家のちかくにできました。
オーナーさんとは話したことがなかったのですが食べ物も飲み物もおいしくて
ひとりで何度か通っていました。
最近になってそういえば…と思い検索してみると5年半の営業の末(すごい!)去年の10月に閉店してしまっていました。とてもさびしい…
その当時ブログを読んだことがなかったのですが、今回見つけたので読んでみるとその方の人柄がうかがえてとてもおもしろかったです。しっかりした方というイメージが強かったので、焦ったりパニックになった!と書いてあってなんだか親近感…。お店に通っていたとき、ちゃんとおいしかった、とかまた来ます、とか伝えたらよかったなあと今さら思います。
そのとき気にもとめていなかったことが後になって急に気になったり、意味が分かったり違う側面が見えたり。そういうことってありますよね。
お店の前の峰岡公園では毎日小学生が遊んでいて、その子が思い出す地元の風景の中にこのお店がぼんやりとでもあったらうれしいなと思います。
やってみてわかること
お店に来てくれた友達からもらったアドバイスで、
お店のライトが暗く、外が明るいと日中やっているかわかりづらい!というものがありました。中に入ると暗くは感じないそう。
外から見るとた、確かに…閉店後に何か作業をしているように見えなくもない。しかもオープンしたてのお店で認知度も低い。これは改善が必要。と思いつつ言い訳すると、ソケットはついているのに電気が通っていないものが多く、今が天井からの光源としては限界の明るさ。
間接照明を設置するか?電気工事をするのか?今のライトを複数のタイプのものに変えてみるのか?いろいろと選択肢はありますが、お値段と必要時間など考えて、明るさをかえるのではなく、外に大きめのオープンの札をつけることにしました(笑)
また、閉店しているときはカーテンが閉まっているので、カーテン全開の時はオープンしています‼‼
…とアピールしてみます(^◇^)
実際にお店を始めてみてわかることってたくさんあるなあと感じています。
足りないもの、改善の必要なことはもちろん、そのほかにも。
一番感じるのは、給料についてです。
今まで意識したことはなかったけれど、1時間働いたら必ず時給をもらえることや、1か月働いたら一定の給料がもらえることってすごいことだと思うんです。経営側としてはお客さんが来ても来なくても人件費がかかるんですよね。
だからって、会社様様と信じて体や心を壊すようなブラックな働き方は違うとは思いますが、多くの人にちゃんと毎月給料を払う企業ってすごい…と素直に思っちゃいます。
(もちろんその利益は組織の人がいるからではありますが)
しかもそれを何年間も続けているなんて…つくるより維持することはむずかしい。
1人でなく組織ならなおさらのことだと思います。
また、こうありたいと思うことと、こういうものが求められているということと、変えるところと変えないところなどなど。
やってみてわかることがたくさんあっておもしろいです。
明日オープンです!道案内の巻
ブログを書こう書こうと思いつつ、かなり時間がたってしまいました…。
駅からは歩いて6分ほどで着きます。
星川駅北口の階段をおりると、帷子川にかかる橋があるので渡ってください。
橋を渡り、そのまま進むと左に消防署、右に区役所が見える横断歩道があるので、
渡ってください。
横断歩道を渡ったら右に曲がり、一つ目の十字路にさしかかったら左に曲がってください。(左手に区役所、警察署を見ながら歩くようになります。)
そのまま進むと大きな通りに出るので、まいばすけっとのある方へと横断歩道を渡ってください。
横断歩道を渡ったら、右に曲がり、まいばすけっとの隣のマンションを左に曲がってください。
その道3つ目の十字路を左に曲がると峰岡公園があり、その向かいの緑のドアのお店が
カフェ見晴らしのいい場所です。
1つ目
2つ目&青い道路標識のあるところが3つ目の十字路です
これです!!
暑い中、6分歩くのはなかなか大変かもしれません…が、
少しでもゆっくりしていただけるようにがんばりますので
ぜひお時間がありましたらいらしていただければと思います。
もちろん、涼しくなってからでも!(笑)
お待ちしています(^_^)
これまでのこととやりたいこと
内装が終わり、必要なものを買いそろえつつ、オープンしてからのことを考えています。オープン前のこの時期に、なぜカフェをやってみようと思ったのか自分でも立ち返れるように、今までのこと、経緯を書いてみようと思います。
私は小さいころから将来は演劇を仕事にしたいと考えていました。
具体的には、舞台俳優になりたいと考えていました。
ただ、大学(演劇を学びました)を出てから通った演劇の学校に通う中で、覚悟をもって演劇を続けるのは私にはできないと感じました。なぜ、いつそう思ったのかはわかりません。
大学までは見えなかった、自分で生きていくということ。税金はもちろん、社会の中での立ち位置や、どの程度の生活水準で生きていきたいのか、どんな自分でいられたら納得できるのかなど…。
夢をもって継続している人もいる中で、小さいことからの夢をあきらめることはなんだか恥ずかしくも思ったし、小さいころから好きだったものを好きでなくなったことを認めるのは悲しいことでした。
ただ演劇をすることに楽しさを見いだせなくなっている(ことに気付いている)のにそのまま続けることはできませんでした。
演劇の学校をやめてからは事務の社員として働いたり、アルバイトをしたり。
今は主婦をしながら週4くらいでアルバイトをしています。
1年前頃から夫に、なにか好きなことしないの?自分で責任を持つ現場をもってみたら?と言われ続けていて、わからないわからないを繰り返していました。
今の生活が好きだし、穏やかにいられるし、変化は怖いし、人に批判されるのはいやだし…としばらく考えないようにしていました。
しかしチャレンジできる環境があるのに、やらずにいるのもなんだか悔しく「とりあえず物件を見に行こう」と不動産屋に行ったところ、いいと思えるところがあったので今に至ります。
飲食店は何年で何割が廃業などと聞き震えていますが、失敗したとしてもチャレンジしたという事実やそこで得られた経験は消えないはずなので、やれるだけやってみるつもりです。
そしてなぜカフェかというと…
実際自分でもなぜなのかはっきりわかっていない部分が大きいです。
たぶん、なんでもできる場所だと感じているからだと思います。
名前はカフェとついていますが、
たとえば何かを教えたい方と教わりたい方をつなげるような講座のイベントや、テーマを決めて一緒に考えられるような時間を設定したり、学校が近いので宿題を見る時間を設定したり、朗読などの公演をしたりなど…やりたいです。
開業準備の中で見えてきたのは、誰かに少しでも影響を与えられるような場が作りたいということです。今までの経験で、その場では影響を受けたと感じなくても、大人になってからあの時のあれって…と思うことはたくさんあります。それに少しでも関われたらうれしいなと思います。
演劇も、誰かに影響を与える場を作るということに関して、同じかもしれません。
自分のやりたいことは実は変わっていないのかもしれません。
私1人で考えうることは本当に狭く少ないと思うので、こういったことができるんじゃないか、こんなイベントを企画してほしいなどありましたら教えてほしいなあと思います。
はじめまして
カフェ見晴らしのいい場所 を相鉄線星川駅の近くに8月オープン予定です。
オープンに向けて今月から工務店さんにお願いし、塗装や電気工事などを行ってもらっています。
先日は内装・外装の色などの打ち合わせをして、今日はガスの契約をしてきました。
今日は塗装やさんが中と外を塗料で塗ってくださっていたのですが、前回建物を見た時から印象ががらっと変わっていてとても面白かったです。ドアと窓枠をミントグリーンにしていただいたのですが、色が変わるとイメージが変わりますね。
また、塗っているのを見ているとあっという間にきれいになり職人さんは本当にすごいなあと思います。この暑い中、そして塗料のにおいもあるなかでやってくださっています。天井の塗装をやってくださっている方は顔にもすこし塗料がついていて、一生懸命やってくださっているんだなあと(>_<)
自分のお店を持つということが決まり、開業に向けて動き出してから今まで知らなかったことってたくさんあるんだなと毎日勉強になります。
自分自身お店に行ったときに見ていたのは提供されるものはもちろんですが、家具や床、壁外側の見た目など…本当に一部だったんだなと。
自分で責任をもって運営する場所(カフェ)を持つと決めてから、場所を決め、店として運営するための見積もりを出してもらい私は甘かったなと思いました。
普段お客さんとして行くときには見えていない、電気のこと(必要なアンペア数を満たしているのか、コンセントのある場所は適切か)や給湯器のこと、食品衛生的に必要なものなど…。
そのうえで、自分のやりたいことを予算の中でやりくりしていくという、なかなかむずかしいですね(笑)
そしてそれらのプロがいるということ。私ができないことを職人さんがとてもきれいに仕上げてくれる、そして安全にガスや水道電気を使えるようにしてくれる方がいること。本当に感謝です。
開業にあたってやっぱりお金はかかってしまいますが、お金が働いている感覚をひしひしと感じます。普段のお金の使い方もよく考えるようになってきたと自分で思います。お金がいきるつかいかたをしたいなと。
今かんがえていることをとりとめなく書いてしまいました。
7月、自分のできることをこつこつやります。