なんだかよくわからないもの
最近は雨ばかりで、とても寒いですね(>_<)
きんもくせいの香りが大好きなのですが、駅からお店までの道にあるきんもくせいは雨で散ってしまっていました。季節がまた進むんだなあと感じます。ハロウィンを通り越してクリスマスのグッズも売られ始めていて、驚きます…。
10月1日から「こうみんかん」の第1号館としても活動を始めました。(作成中のこうみんかんのハンドブックにも写真など載るようで今からとっても楽しみです!)
公民館はなじみのあることばだと思います。今の公民館は貸館としての利用者が多いようで、もっと地域の人が気軽に集まり、学びあい、ゆるいつながりをもてる場所を全国につくるのが目的です。
企画をした3人の方との出会いは、お店にお客さんとして来ていただいたことがきっかけでした。ちょうど場所を探していたことや、タイミングや会話のきっかけがあったことなど本当に縁だなあと思います。
こうみんかんといっても、カフェ見晴らしのいい場所はもちろんカフェとして営業しています。カフェとこうみんかんの両立は考えるべきこともたくさんあります。
ちかくの小学校の子どもたちがわいわいしていることもあるので、静かに本を読みたい方やゆったり会話を楽しみたい方がいらしたらこの小さいお店で共存できるのか、公的なイメージのあるこうみんかんがお金をいただいてやっているお店でやっているというのは理解されるか、などなど。
こうみんかんとしての時間(子どもの時間)とカフェとしての時間を分けることも考えました。でもそれは大人の都合であり、やりたいことからそれていくようにも思い今は特に区切っていません。いらしていただいているお客様はみなあたたかく、子どもたちも大人がいるときには静かにするなど「カフェのおきて」を自主的につくり配慮してくれています。自分のお店だけれど、すべてをコントロールしようとしすぎないことは大
切なのかなあと子どもたちと接していて感じます。
なんだかよくわからないカフェがあってもいいとも思います。カフェ自体が私はなんだかよくわからない場所だと思っているので、なんだかよくわからないけど理由もなく集まれるようなところになったらいいなあ。
お店を始めてから、始めなかったら知ることができなかったことや出会うことができなかった人たちがたくさんいて、本当に毎日感謝しています。