カフェ見晴らしのいい場所

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パンのCM

 

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今日は深津絵里さんが出ていたパンのCMのことを思い出していました。余計なものはいれない、ってパンだったと思います。パンの名前は忘れてしまった…。超熟でしょうか?それは朝はパン、パンパパンのほうかな?パスコかもしれない。

このCMは何種類かあって、田舎の道でサンドイッチなどの移動販売しているところに野球少年や男の子が来るパターンと、海辺の町で普通にお店をひらいていて友達が来るパターンがあります。

 

それで、思い出したきっかけは後者の友達がくるパターンのほうです。

お店をひらいた深津さんの友達のナレーションが入っていて、映像としては深津さんがその日来る友だちのためにパンを焼いていて、最後に友だちが到着(映像では出てこない)して「いらっしゃいませ」と言って笑う、なにげないCMです。

 

このCMの友だちのナレーションが今になって気になりました。「彼女は知らない街でお店を始めた」「なんで知らない街なんだろう?」って言っていたんですよね。なんかこれ、この女性の気持ちわかるかもって思いました。

 

この女性の前職はたぶん普通のOLで、飲食店でバリバリ修業して念願のオープン!ってわけじゃないとなんとなく思います。人生このままでいいのかなと漠然と思ってパンすきだしやってみようかな…っていうような、結構気軽な感じで始めたんだと思うんです。友だちもついたらまず「急にお店ひらいたって聞いたからびっくりしたよ~」とか言いそうだし。(すごい勝手な想像。)

 

それで、知らない街にしたのは今までの人生の拠点から物理的に離れることでまた新しく人生を始めるというような、そんな気持ちなんだと思います。

最後の「いらっしゃいませ」って言うところの表情ははにかみ笑顔で、今までの自分がつちかってきたものとこれからの自分が交錯するから恥ずかしいようなそんな感じなのかなと。

知っている街でやるほうがもともとのつながりで来てくれる人がいるし知らないところより安心もできるからいいけど、なんか違う自分でやりたかったんだろうな~って思いました。

 

でもこの街にしたのはなんでかなって考えたんですが、一人旅していた時に地元の漁師さんと仲良くなって、その方が持っている使っていない土地を安く借りられることになったんじゃないでしょうか!住宅付きで。それで自分でリノベーションしたのかなと。

今はたまにお魚もらったりしてるのかも。

 

つながりがあることで生きていけているということもいっぱいあるけど、新しく何かを始めるときにこれって私のキャラじゃないかもとか思う時もあるし…。この人もお店ひらくとかそういうキャラではなかったんだろうなあ。

なんかこの人と仲良くなれそうって思いました。